また中日新聞からの抜粋ですが、分かり易く書いてあるので…。


ボーダフォンが新社長に決めた津田志郎氏は、「第三世代携帯電話」の遅れなどで苦境に立つボーダフォンにとって、この上ない人材。
ライバルNTTドコモで第三世代携帯の技術開発責任者を務め、ドコモの戦略を熟知しているためで、ドコモ側は衝撃を隠せない。

〜中略〜

津田氏はまず、第三世代携帯事業の建て直しに全力を注ぐとみられる。
しかしドコモにとっては「自社の技術の表も裏も知る人物」(関係者)だけに、「技術やノウハウが漏れるのではないか」(同)との不安が募る。
津田氏を慕うドコモ技術者が多いことから、ドコモの人材がさらに流出する可能性も否定できない。
ドコモの功労者が、最大のライバルになりかねないという皮肉に、ドコモ関係者は表情を曇らせる。
津田氏は16日の記者会見で「今日からボーダフォンの津田に生まれ変わった。私の経験を高く評価しとくれたので(会社を)移ろうと思った」と説明。


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つまり、ドコモ社長の座も派閥闘争の末に負け、副社長の地位も追われた津田氏にとって、現在のドコモはどう映っているんでしょうか。
かなりの敵対意識があるのでしょうか。
期待できるのは、津田氏を慕っている技術者がドコモからボーダフォンに移ってくる可能性があるということ。
技術最強の携帯会社になって欲しいとも思ってみる。