さて、昨日の電撃発表にはびっくりしました。
vodafoneの新社長がDoCoMoの元副社長の津田氏だったとは…。
私も冗談半分で「次はDoCoMoの元社長、立川氏じゃないの〜」とは言ってましたが、まさか本当にDoCoMoから引き抜いてくるとは…。

今朝の新聞各紙もこの発表を経済面に取り上げています。
私は読売・朝日・中日と読んでますが、朝日はややあっさり目に書いて、読売はちっさい記事で終わりです。
そんな中、比較的紙面を割いているのが中日新聞。
以下に中日新聞から記事を抜粋してみようと思います。
“携帯戦争“昨日の敵は今日の味方

携帯電話大手のボーダフォンと持ち株会社のボーダフォンホールディングスは16日、それぞれ取締役会を開き、両社の新社長にライバル会社NTTドコモ前副社長の津田志郎(58)が就任する人事を決めたと発表した。
津田氏は16日付で両社の執行役に就任。
両社は今年10月に合併予定で、社長就任は12月1日付になる。
津田氏はドコモの社長レースに敗れ、転身を図る。

日本の大手企業の経営首脳が、同じ業界のライバル会社のトップになるのは極めて異例。
〜中略〜

津田氏は今春、ドコモ社長への就任がほぼ決まっていたが、持ち株会社のNTTが難色を示し、取り消された経緯がある。
6月中旬まで副社長を務め、その後関連会社の社長に就任にしたが、ドコモ社内からは「功労者に対してひどい扱いではないか」との声も上がっていた。
津田氏は関連会社社長も15日付で辞任した。
現在、ボーダフォンの暫定社長を務めるブライアン・クラーク氏は、津田氏の社長就任後も取締役会議長として業務を続ける。

以上が中日新聞経済面の記事です。
一時期はDoCoMoの次期社長を内定しておきながら、親玉のNTTにより事実上失脚した津田氏は、vodafone社長になって古巣に牙を剥く。
是非、頑張ってvodafoneを建て直して頂きたいですね。

期待しています。