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まだまだ調子の良かったPC2(118km地点)まででしたが、これから600kmブルベの本番が始まってくるといっても過言ではありません。

PC2を約1時間貯金でスタートした私。暑いなぁと思いながら、国道19号を走っていきます。この道は「ジンギスカン街道」と名乗っているようで、左右の店には「ジンギスカン」を売りにしているお店が並んでいました。そのうち1件には、実際にブルベの方も行っているなと確認しました(自転車があった)。脚に自信があると、ジンギスカンも行けるんだな、いいな〜と思いながら走った記憶があります。

それにしても、国道19号。なかなか走りにくい道です。トンネル多い、アップダウン多い、大型車の通りも多いうえ、道路の真ん中にポールが立っていることもあり、自転車はなかなか邪魔な存在です。

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それでも、程よい景色のおかげで気持ちよく走っていきます。

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グロス18km/hでPC3に到着するのが目標ですが、少しづつグロス(ストップ・アンド・ゴー込みの平均速度)が減ってきているのを感じていました。が、めげずに走ります。

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途中では大きな竜脚下目のレプリカが設置してあり、ロードバイクと一緒に撮影しましたがフレームにおさまりませんでした。35mは伊達じゃない!

しばらく南下していくと、安曇野市に入っていきます。AACRの舞台ですね。まさか(群馬から)自走で足を運ぶとは…。長距離サイクリングで行くところじゃあないなと思いながら走っていました。
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フッと横を見ると、まだ残雪のある山々が目に入ってきます。

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なんとなく、わさび農園へ足を運んでみました。でも、グルメは無し。もっと走れる脚になるまで、グルメは一切お預けです。それにしても、暑いなぁ、疲れたなぁ。

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約120km先にあるPC3まで無休憩で走るのは無理なので、ちょっとコンビニに入ってガリガリ君を。
PC2からPC3までは長距離なのもそうですが、実は獲得標高も1200mぐらいあるため脚を容赦なく削ってきます。さらに、安曇野以南は風向きが変わったらしく、向かい風。ほんとツライ。
グロスが少しづつ減っていきます。

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この写真のあたりが200km地点。とくになにもないですが、一応撮影。あと400kmかと思っていた記憶が。
かなり疲れていたので、自販機を見つけるたびに小休憩をしていました。これは昨年走ったアタック二本松(600kmブルベ)でもやってしまいましたが、止まるとグロスが減っていってしまい、取り戻すのがキツくなってしまう悪循環です。
しかし、止まらないとやる気が削がれていってしまいます。これも脚が無い人あるある。。

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夕暮れになると、国道19号は木曽路になり、左右に深い森林が。雰囲気は良いですが、相変わらず大型車とポールで走りにくいです。
まぁ、ソロだったので大した影響はありませんでしたが。

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キツかったのが、この鳥居トンネル…の手前のアップダウンで両足を同時に攣ってしまい、平坦で5km/hしか出せない時間がありました。あれは本当に厳しかった。あまりの激痛で止まることも降りることもできず、耐えるのみでした。ある程度耐えれば回復するのは知っていたので、そのまま無理やり走りました。
このあたりでは、Facebookでいろいろと励ましてくれたのが嬉しかったなぁ。
なお、この鳥居トンネル。歩道通過指示だったのですが、狭くて本当に怖かった。もう二度と走りたくないトンネル1位ですw

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PC3に近くなると、木曽福島の町並みに入っていきます。こういう宿場町のような作りは好きなので、ついつい撮影しちゃいます。

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238.8km地点のPC3 セブンイレブン木曽町福島店になんとか貯金2時間で到着しました。
本来であれば貯金3時間で到着したかったのですが、暑さとアップダウンでの疲れでちょこっと休憩が多く、無駄な遅延を発生させてしまいました。
ここで、arajinさんなどジンギスカン組が少し遅れて到着〜。ジンギスカンに2時間ぐらい居たそうで、本当に凄い。私もいつかはグルメできるように走りたいなぁ。でも、自分で満足できる走りになるまではグルメ禁止です。
PC3では少し多めに休憩を取ろうと思っていたのですが、そのあとの峠が本格的なものということで、上りが遅い私は30分休憩でスタート。

峠までは下り基調で快適です。すでにナイトライドになっていましたが、夜になると調子が出てくるため、余裕です。少し一緒になった方は、眠くなってしまったとのことで、途中の道の駅で仮眠だそうで別れました。

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下りで快調だったのも、ここまで。ここからは約15kmの上りで、獲得標高も1000mぐらいあります。うーん、今の自分だと2時間ってところでしょうか。
この写真を撮影したのが、21時9分でした。真っ暗な峠道(といっても、道中には民家や自販機があり、完全な真っ暗ではありません)でした。おおよそ中間地点の自販機にホットカフェオレがあったため、そこで休憩を取りました(そのとき、仮眠なさった方が抜いていったので少しお話をしました)。

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ここで峠、終わりだと思って撮影した峠の看板。実はこれからまだまだ上ります。ほんとイヤ。このときの撮影時間は22時40分。そう、すでに1時間30分上っています。
ここから、さらに清内路(せいないじ)峠となり、しばらく上っていきます。清内路峠では、何台かの走り屋がドリフトしていました。少しコミュニケーションを取ることで、私の横ではドリフトしないで通過してくれました。いやぁ、走り屋の横でブルベはしたくないなぁ。普通に怖い。

清内路トンネルという長いトンネルを超えると、PC4まで一気に下ります。普段の夜間峠の下りは怖いのですが、このときには偶然3台の走り屋が下っていったので比較的安全に下れました。
(解説:攻めていない走り屋と自転車はほぼ同じスピードだった)

そんなこんなでPC4到着です。
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PC4は307.8km地点。やっと折り返し地点です。貯金は1時間20分ぐらい。
277.2km地点の峠の上り始めが21時9分だったので、峠越えたった30kmで3時間弱かかっていた計算となります(そのうち15kmは下り!)。どれだけ時間のかかったことか!そして長い上りが苦手なので、本当に辛かったです。
ここで、冷える長野向けにおたふく防風インナーを装着。これ本当にいいです。これがあればウィンドブレーカー要らず。さすが、気温1℃の定峰峠や、1月に開催したもてぎ100kmサイクルマラソンでも夏ジャージで行けたぐらいです。

ここでワイヤー切れのためDNFなさったビアンキの方や、きむさん、のっちさんとお話しながら、休憩。きむさんとほぼ一緒にスタートします。
次は402km地点の通過チェック。目標は7時52分までに通過。そう、実質借金無しで通過したいなと。時間があまりにもギリギリだと、パンク1回で詰みになってしまうため、少しでも余裕が欲しかったのです。

できれば朝まで寝ないで走り、少し暖かくなった地点で仮眠を取ろうと思っていました。理由としては、夜のほうが調子が良いのと、気候が安定しているため風が吹きにくいだろうというもの。
しかしながら眠気には勝てません。しばらく走っていると、目的は「仮眠できる場所」探しになってしまいます。
しかし、、、無いんですよ。なんか右を見ると眼下には幹線道路と市街地っぽいものが見えるし、明らかに「上のほう」走っているんですよね。眠気覚ましにミントタブレットを貪ったり、空腹になると眠くなるということで、小休憩しながらブロック系補給食を食べたりと、工夫しながら走りました。それと、このとき考えているのは、ひたすら「寝られる時間はどれぐらいか」一択です。
昨年のアタック二本松ではほぼ無睡眠で走りましたが、本当に辛かったですし危険でした。したがって、「寝ないで走る」は選択肢には入っていませんでした。
あとは、「いつ寝るか」です。明るくなるまで走ることが事実上不可能なので、暗いうちにどこかで仮眠、さてそれを何時間ぞや?が課題となっていました。
残り距離を鑑みると、1時間半〜2時間が妥当なところと思い、しばらく走っているとありました。

「道の駅 花の里いいじま」です。おおよそ340km地点。通過チェックまでは約60km。申し分ありません。ここで4時まで休憩することとします。
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4時をすぎるとだんだんと明るくなってきて、眠気も軽くなることでしょう。
ということで、道の駅に入りましたが、すでに先客(ブルベ)が3名ほど。良さげな場所は空いていませんでした。
仕方ないので、喫煙所みたいなところで横になりましたが、あまりの寒さにほとんど寝られませんでした。足を伸ばすと攣るし…。みんなこんな過酷な状況で仮眠とっているのか…600kmブルベは本当に怖いなと思っていた記憶があります。
あんまり寒いので、寝袋代わりに輪行袋を出して体にかぶせましたが、あまり効果ありません。外気温が低いのに加えて、汗冷えのため全然休まりません。
でも、気がつくと1時間経過していました。疲れていると、どんな環境でも少し寝てしまうんだと納得。

さて、残りは260kmぐらい。はたしてどうなることやら。
もう、満身創痍なんですけどーーー。

…続く