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12月18日、auのLTE網を使うMVNOの、ケイ・オプティコムは、同社のMVNOブランド「mineo」について2015年2月1日より値下げをすると発表しました。

今までは月間1GBで980円だったものを、850円にし、2GBを980円へ、また3GBを撤廃し4GBを新設。価格も1,580円としました。

その背景としては、格安SIMの過酷な価格競争にあります。

まるで談合したのではないの?と思ってしまうような主要ケータイキャリア3社の一律料金プランと比較し、自由な競争をしているMVNO各社。

そのスタートは2001年にDDIポケットの通信網を使った日本通信のものが最初だそうです。

そして時は流れて、2011年。
当時は3G通信で110kbps制限ありで月額980円のSIMなどがあり、格安の基準として3桁円というのがあったようです。
その後、DITがワンコインSIMとして490円で使えるSIMを提供するなどもあり、価格競争が激化していきます。

そして2012年秋には楽天より、LTEで200MBの高速通信が使えて980円の「楽天ブロードバンドLTE」を開始。LTEで使える容量への競争も含まれていきます。

さらに2013年にはIIJが945円で月間500MBまでの高速通信ができるSIMを提供や、NTTコミュニケーションズからは1日30MBまで高速通信できるSIMが980円で提供されるなど、さらに激化。

2014年には、1,000円未満で1GB使えるSIMが主流となり、その手頃さから格安SIMを選択する層が増えていくのです。

しかしながら、それでも競争は終わりません。
2014年秋には、IIJやBIGLOBEが、価格据え置きで容量倍増の2GB使えるプランを相次いで投入。
他社も追随します。
その頃には、大手ケータイキャリアのモバイルデータ通信(パケット定額制)は2GBで3,500円なので、その差額は2,500円。そう、圧倒的な価格差がつくのです。

また、これよりも少し前より、競争の内容は料金の値下げから付加サービスに変わっていきます。
容量倍増も当然ながら、繰り越し、シェアサービスなど。
そう、来年のトレンドは1,000円で2GB、繰り越し可能、シェア可能です。

また、ぷららやU-mobile、日本通信からは制限こそあるものの実質的に使い放題SIMを提供してきています。ぷらら以外は制限内容をとくに明記していないのがあれですが。

1,000円以上のSIMでは、制限ありきでの使い放題や、4GB、7GB程度で複数枚使えるSIMというのが主流になると思いますが、さらに競争は激化していくでしょう。
例えば、1,000円で2枚までシェア契約可能や、ヘタしたら楽天あたりから業界初の通話無料SIMなんて出てくるかも。です。

まぁ横道に逸れましたが、2015年も格安SIM界隈は面白くなりそうですね。
つか、ぼちぼち格安SIMというネーミングもどうなんだろう。これって大手ケータイキャリアから見た格安ですよね。

「第2のSIM」
「 free competition (フリー・コンピィティション)SIM」…略してフリコンSIM、コンピSIM
「フリSIM」

まぁ、私のネーミングセンスの無さは仕方ないものなのですが、そんなことを思ったりしたのです。