11月9日に行われるMCPC1級試験(ネットワーク)の勉強をしているのですが、テキストを読んでも難しいことを難しく書いてあるだけで日本語でOK状態なので、メモがわりに書いてみます。
何が難しいって、3文字アルファベット(IMTなど)の解説も特になく、略していない文言を一回載せて、その後は略した3文字アルファベットだけで掲載していますので、覚えきれません。
ということで、個人用メモでも書く次第です。

後々役立つように。

・アーキテクチャ→設計思想。つまり、ネットワークアーキテクチャはネットワークを利用する上での設計思想ということ。

W-CDMAの設計思想は3つの構成から成っているそうです。
・コアネットワーク:これは、基幹通信網のこと。
・無線アクセスネットワーク(RAN):制御装置や基地局のこと
・モバイル端末(UE):ケータイとか

だ、そうです。
真ん中の無線アクセスネットワークの中身は、「無線ネットワーク制御装置(RNC:ラジオ・ネットワーク・コントロール的な)と、「基地局(ノードB)」で構成されているとのこと。
ノードBってなにかな?これは通信機器のことを指すみたい。じゃあ通信機器または基地局でいいじゃないと思ってしまう。

さらに、基幹通信網から無線アクセスネットワークの間の仕組みは「Iu」、無線ネットワーク制御と基地局の通信は「Iub」、無線ネットワーク制御同士は「Iur」、無線アクセスネットワークとケータイなどとの通信は「Uu」という仕組みを利用するそうです。

「Iu」→基幹通信網(CN:コアネットワーク)⇔無線アクセスネットワーク(RNC)
「Iur」→無線ネットワーク制御⇔無線ネットワーク制御
「Iub」→無線ネットワーク制御⇔基地局(ノードB)
「Uu」→無線アクセスネットワーク(RNC)⇔ケータイなど(UE:ユーザーイクイップメント)

だそうです。うんわからん。


続いて、W-CDMAのプロトコルアーキテクチャ(通信する機器同士での決められた約束事の設計思想)
W-CDMAのプロトコル(機器同士での約束事)は3つの階層(レイヤ:階層)で設計されているそうです。
※コスプレイヤーは、コスチュームプレイをする階層な人々ってことかな。
階層1→物理層
階層2→データリンク層
階層3→ネットワーク層
で、2番目のデータリンク層は(MAC:メディア(または単数形のメディアム)・アクセス・コントロール)と、RLC(ラジオ・リンク・コントロール)という副階層からできているそうです。
MACはメディアのアクセス制御で、RLCは無線のリンク制御だそうです。
また、各階層は互いに独立しているので、機能の拡張が簡単だって。

3番目のネットワーク層は、制御装置や基地局(RAN)で処理される、RRC(ラジオ・リソース・コントロール)という、リソースを処理しますよ〜的な仕組みと、基幹通信網(CN)で制御されるCC(コール・コントロール)という、音声通話のコントロール、同じく基幹通信網(CN)で制御されるMM(モビリティ・マネージメント)モバイル機器の効率的な制御?で構成されます。
わかんないので以下の感じで。

階層3(ネットワーク層)グループ管轄
・RRC:無線の資源管理
・CC:通話中とか待ち受けとかの管理
・MM:今どこにいるかな〜の管理

ちなみに、無線アクセスネットワーク(RAN)の階層1と階層2(ケータイとか、基地局とか、制御装置とか)をひっくるめてAS(アクセスができるよ層)、基幹通信網(CN)の階層3はNAS(Non-アクセスできないよ層)と呼ぶそうです。



では、階層2のデータリンク層(制御とか基地局とか)を覗いてみましょう。
まず、PDCP(パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル)では、ユーザーの情報をネットに流す際に、圧縮や秘匿化をします。
続いて、無線リンクの制御を行うRLCが末端の端末(ケータイなど)との伝送速度の調整や、ダブりデータの処理、間違いを見つけたり訂正します。(超重要)
で、いろいろお直しされたデータが通信の相手先に流れるわけです。


階層1(物理層)では、ネットワークの階層3や制御などを行う階層2で得られたデータを人間が理解できるように再生します。


続いて、現在主流のLTEのネットワーク設計思想です。
LTEはW-CDMAよりもシンプルです。
構成としては、EPC(発展型コアネットワーク)と、その中に入るE-UTRAN(※いーうるとらん)と、UE(ケータイとか)で構成されています。

EPC(発展型コアネットワーク)は以下の4つの機器で構成されています。
・MME(端末の移動管理全般を管理。どこに行ったかな〜どこかな〜って)
・S-GW(パケット通信の中継)
・P-GW(フィルタリングの管理)
・PCRF(通信品質や課金情報の管理:経理部門)

W-CDMAの無線アクセスネットワーク(RAN)は2つの仕組みで構成されていたのですが、LTEのRANは一個だけ。発展型無線アクセスネットワーク(E-UTRAN:いーうるとらんw)だけ。シンプル。
いーうるとらんは、直接発展型パケット基幹通信網の中にある、移動管理全般(MME)と、パケット通信の中継(S-GW)に直接収容されてデータのやりとりを行います。

W-CDMAよりも仕組みを簡単にすることで、高速通信や低遅延に一役買っているわけですね。

なお、LTEでは電話はサポートされていないので、VoIP(LINEとかスカイプとかのネット通話)を行うか、通信網を一時的に3G(W-CDMA)にアクセス(CS Feedback)先を変更して通話させる必要があり、今のケータイ各社は通信先変更を行って電話させています。

LTEはW-CDMAをベースにしていますが、簡単な仕組みに変更したり、機器に持たせる機能をいじくることで、高速通信を実現しているそうです。


たぶん、いろいろ間違っていると思いますが気にしない。
私なりの勉強法ですー。