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9月9日、10日とちょっと遅目の夏休みを頂戴しまして、長野県へ旅行へ行ってきました。
今回のテーマは長野県の歴史探訪ということで、適当にチョイスした歴史建造物を巡っています。
足を運んだ場所は、
「妙義山(群馬)」→「小諸城址懐古園」→「上田城跡公園」→「松本城」→「安曇野わさび農園」→「松代象山地下壕」→「善光寺」→「川中島古戦場跡」です。てんこ盛り!

その中で、デジカメはGRD4を持って行ったのですがメインの撮影は「HTC J One HTL22」です。(一緒に持って行ったiPhone 5、ELUGA P P-03E、GALAXY Note SC-05D、Nexus7(2013)、GALAXY Nexus SC-04Dはカメラ起動していません。)
Ultrapixelがどのように機能するのか、実際に試してみました〜〜。

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(これの撮影はデジカメ)。
まず、社内では山道を多く走ります。FMラジオの入りが悪くなる(私はラジオ派)であろうということで、ラジオ機能を「HTC J One HTL22」にお任せ。FMトランスミッターも持っているのですが、「HTC J One HTL22」では大音量も問題ないスピーカーを搭載しています。
移動中はずっとこの状態で利用していました。

・妙義山
これは群馬県なのですが、時間が少し出来たので寄り道です。
あの(?)中里のホームコースです。
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明暗差のあるけっこう難しい被写体なのですが、朝日の色合いや空の青をしっかり再現していると思います。また、ワイドサイズの撮影となるので、デフォルトの状態でパノラマのような効果を得られるのと、周辺の歪みもあまり無いような気がします。この端末は本当に風景に向いているなと思いました。



・上田城跡公園
(小諸城址懐古園は撮影したのですが、寝ぼけて撮影した画像を全部消してしまいました!!Facebookにはちょこっとアップしたんですけどねぇ)
ということで、長野入り2番めに到着したのは長野県上田市にある上田城跡公園。
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ここではエフェクト撮影に挑戦。普段は手軽に「ぽい」写真になってしまうエフェクト撮影は好きではないのでしないのですが、スマホだから手軽でいいかなと思い撮影。
やっぱり「ぽい」写真になりましたが、それはそれで悪くないですね!
効果によっては効果範囲や効果の強さもリアルタイムで変更できるので便利だと思います。
また、「HTC J One HTL22」はカメラ状態のままロックすると、次にロック解除した状態ではカメラが起動しっぱなしになっています。頻繁にカメラとして利用するのであれば、とっても便利。



・松本城
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来ましたよ!国宝松本城。
ということで、ここでも「HTC J One HTL22」が大活躍。
まず、お城を遠景より撮影したのですが、青空の青は実際よりも青く写っています。いわゆる記憶色。オリンパスブルーやGRブルーみたいなもの。
そのため、非常に強いコントラストを得ていますね。

また、城内は暗いのですが、暗さに強いカメラなのでとっても明るく撮影できました。ただ、ピント外しが多かったので、余裕があったらゆっくり撮影した方が良いかもしれません、また手ブレもしやすいので、柱などで固定しながら撮影すればよかったと思います。

なお、今回HDR(暗い写真と明るい写真を重ねて明暗差のある被写体を綺麗に見える手法)で松本城を撮影してみました。
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(HDR ON)

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(HDR OFF)

HDRをオフにした方が雲の造形が無くなっているのがわかると思います。
強い逆光状態であればHDRも有効かもしれません。


・松城象山地下壕
ここは旧日本政府が戦争末期に政府機能を移そうとした場所で、500mぐらい歩けます。
中は非常に暗かった!そして涼しかった!
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ノイズは多いし、ピント外しは仕方ないとして、それでも問題なく使えていると思います。
実際は写真よりももっと暗い状態でしたので、デジカメで撮影したところ、かなり増感しないと何を撮影したのかわからない状態でした。
その中で、このスマホは無設定でここまで撮影できるので流石としか言えません。



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ついでですが、長野旅行中に食べたご飯。pixelサイズが大きい製品でマクロ撮影だと、背景がぼけやすいのですが、ちょっとしたコンデジぐらいボケてくれています。
これはエフェクトでも似たような効果が利用できますが、今回はエフェクト使っていません。
ちょっと明るめに写る「HTC J One HTL22」のカメラは風景のほか、ちょっと明るい方が美味しそうに見える料理にも強いカメラだと思います。


・安曇野わさび農園
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実は、ここに到着したときはすでに薄暗くなってきていました。
いわゆる光量不足状態。
しかしながら、ここでもUltrapixelのおかげか明るく撮影することができました!


・善光寺
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信州の善光寺です。ここではワイド撮影が有効に。
横に広い善光寺を撮影するには、通常は後ろに下がって撮影かパノラマを利用するのですが、「HTC J One HTL22」ではそれほど後ろに下がること無く迫力のある写真を撮影できました。
また、ここでもエフェクトを利用。写真で見るよりも面白い雰囲気を感じられると思います。


・川中島古戦場跡
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ここも夕暮れ時で、光量不足状態でしたが、しっかりと撮影できました。
光量不足状態ではデフォルトで明るく撮影しようとする「HTC J One HTL22」のカメラは良い結果をもたらすようです。


以上、このようにいろいろな場所で撮影してきました。実際には今回の記事の10倍以上撮影しています。
そこで気づいたことを書いてみます。

・良かったところ
まず、「HTC J One HTL22」は最強SNSカメラと言っても過言ではないでしょう。薄暗い場面でも明るく写る、風景でもコントラストが強く、見栄えが良く写る、お手軽エフェクト、比率がスマホ/タブレット向けというところです。また、カメラ起動状態でロックするとカメラ起動が維持されるのも良かったと思います。
バッテリーの持ちも良く、ネットラジオを常用していたのですが、2日間で充電したのは1回。バッテリー切れを心配することはありませんでした。つまり、ネットラジオ使い、電波不安定な場所を移動し、SNSに投稿しまくったのですが1日はフルに使えました。


・良くなかったところ
端末がすべすべしていて落としそうに。ストラップホールは欲しかった。
それとzoeでもいくつか撮影していますが、そのたびに20枚の画像追加は厳しい(→アップデートで改善されました)。
ショートムービー作成で、コンテンツ選択をしても必要のない1枚が入る(これはアップデートで改善したのかな?)。
ロックキーが押しにくい。。
比率や解像度の兼ね合いから、紙の写真には向いていない。

というものです。
落としそうというのはケースを付ければ改善できそうで、あとはアップデートで解決しているぽいので、本当に不満点が減っています。
撮影した写真は紙にプリントではなく、SNSに投稿するよーっという人には本当にオススメしたいモデルだと思いますし、2日間旅行に使ってみて満足の行くモデルでした。

※この旅行時はAndroid4.1です。Android4.2にアップデートされて改善された部分、新機能などは利用していません。