このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)


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PENTAX K-5に装着!


みんぽすさんのご好意により、PENTAX Kマウント用レンズ「SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HSM」をお借りする機会に恵まれましたので、レビューしてみようと思います。

このレンズの特徴は、大口径レンズを採用することでズームレンズながらF2.8(F値が小さければ小さいほど明るいレンズ)という明るさとなっており、最大ズームの50mm時でもF値が変化しないという特徴があるほか、(ソニー、ペンタックス用以外には)レンズ手ぶれ補正も搭載されているので最大で3段分の手振れを補正してくれます。◯段というのは、カメラ用語で明るさを2倍に増減することを指します。3段分の手ぶれ補正というのは、シャッタースピードで手振れするのが30/1秒ならば、約6/1秒までは手ぶれ補正でカバーしてくれますよという意味。

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「17-50mm F2.8 EX DC HSM」はこのような感じの箱に入っています。ほぼ真四角。

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中級レンズ(実売5万5000円ほど)ということで、防滴仕様のナイロンカバーが同梱されています。(あと、花形フードも)

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蛍石に近い光学特性を持つFLDレンズ2枚とグラスモールド非球面レンズ2枚、ハイブリッド非球面レンズ1枚という豪華な仕様のレンズ。これにより解像感のある描写をしてくれる上、フレアやゴーストなどにも強いようです。

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K-5のキットレンズである、「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6AL WR」との大きさ比較です。小さいほうが「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6AL WR」。大容量の光を取り込むため、左側の「17-50mm F2.8 EX DC HSM」はレンズ経が77mmとかなり大きなものとなっています。

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このレンズはレンズ側にAF/MFスイッチを搭載しています。(ですがPENTAXはボディ側のAF/MFスイッチを優先します。。)

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移動時にレンズが伸びないようにするためのロック機構も搭載。任意の長さでロックできるようになれば天体撮影などで楽なんだけどなぁ。

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重さは約560gとずっしり。ボディの軽いカメラを利用していると、重心がレンズよりになってしまいます。

最後に「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6AL WR」と「17-50mm F2.8 EX DC HSM」でのマクロ撮影を比較してみたいと思います。
絞り開放でISOは800、明るさ補正は0としています。白い板がメインなので被写体が暗くなってしまっているのは仕様。

「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6AL WR」
ワイド側(18mm 35mm換算27mm F3.5)
IMGP1226


テレ側(55mm 35mm換算82.5mm F5.6)
IMGP1227



「17-50mm F2.8 EX DC HSM」
ワイド側(17mm 35mm換算25.5mm F2.8)
IMGP1231


テレ側(50mm 35mm換算75mm F2.8)
IMGP1232


となっています。
「17-50mm F2.8 EX DC HSM」の方がワイド側で周辺減光(画像周辺部が暗くなる)があまり無いのがわかるかと思います。そのおかげで、カメラは同じ設定にしているのですが「17-50mm F2.8 EX DC HSM」は明るく撮影できるということになります。また、テレ側ではやや広角よりということで、「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6AL WR」に対して被写体に寄れるということになります。
つまり、「17-50mm F2.8 EX DC HSM」はマクロでの小物撮影は苦手ですが、風景から料理までの幅広い範囲での撮影に向いているようです。

次回はその辺を踏まえて風景撮影でもできればと思います。

このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたイベントに参加して書かれています。 本イベントへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)。本イベントに参加された他の方のレビューはこちらのみんぽすTBセンターでご覧になれます。(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)